28歳 私はⅡ型糖尿病。

健康

 

 

こんにちは。のんびり、ゆるく。cana です

 

 

突然ですが糖尿病と聞くと皆さんはどんなイメージがありますか?

甘いものが好き、食べることが好き、ちょっとぽっちゃりさん…。なんて考えてる人もいるのではないでしょうか。

 

日本の成人男性の30%女性の25.3%は糖尿病と言われています。

題名でもわかる通り私は糖尿病患者です。正確にはⅡ型糖尿病境界型といいます。

ちなみに、甘いものは外出先で食べることはあっても日常的には食べません。体型も痩せ型です。

糖尿病とはいったいどんな病気なのでしょうか。

 

糖尿病とは血液中の糖分を正常にコントロールできない病気のことです。(糖代謝異常)

糖分は細胞のエネルギー源です。私たちの体は血液中の糖分を一定にする働きがあります。

食事をすると消化され、必要な糖分や栄養分は体内に吸収されます。糖分は血液中に吸収され、膵臓から出るインスリンというホルモンが糖分を血液中から細胞内に引き込みます。また、長期間食事をとれなくても大丈夫なようにグルカゴンというホルモンが肝臓から糖分を産生し放出する仕組みか備わっています。

これにより人はおなかがいっぱいの時も、すごくおなかがすいているときも、動くことができています。

実際にどんな人が糖尿病なのか。

日本糖尿病学会の判定区分では

空腹時血糖値≧126mg/dlまたは75g経口糖負荷試験(OGTT)2時間値≧200mg/dlあるいは随時血糖値≧200mg/dl HbA1cが6.5%以上

上記の場合のことを指します。

経口糖負荷試験とは、10時間以上絶食したあと、75gの砂糖入りの炭酸水を飲み、飲む前、飲んでから30分、1時間、2時間に採血し、血糖とインスリンを測定します。その2時間値の値で区別します。

健康な人の場合

血糖値は140mg/dl以上になることはほぼ、ありません。

私は2時間値の血糖値の値が187mg/dlでした。 健康な人にも、糖尿病の区分にも属していません。これを糖尿病境界型といいます。

なぜ血糖値をコントロールすることができなくなるのでしょうか。

原因は2つあります。

  1. インスリン抵抗性
  2. インスリン分泌不良

1インスリンの抵抗性

血中のインスリン濃度に見合ったインスリン作用が得られていない状態のことです。

肥満による脂肪細胞がインスリンの働きを阻害してしまうため、筋肉や肝臓などが血糖をうまく取り込めなくなっているのです。

2インスリン分泌不良

血糖を下げるために必要な分のインスリンが分泌されないことを指します。

これは加齢や、遺伝体質(家族に糖尿病の患者がいる)が大きくかかわっています。

私の場合も、父が糖尿病境界型、祖母が糖尿病と診断されています。

では、自分はいったい何が原因で血糖のコントロールができていないのか。

実際の私の検査結果です。これを見ながら説明します。

実際の検査結果

インスリン抵抗性の有無は上記の値を計算し求めることができます。

 HOMA-A

空腹時の血糖値とインスリン濃度から計算式によって求めるインスリン抵抗性の程度を示すとされる指数

正常値は1.6以下、インスリン抵抗性は2.5 以上

HOMA-A=空腹時インスリン値(μU/ml)×空腹時血糖値(mg/dl)/405

上記の計算式にてインスリン抵抗性を求めることができます。

私の場合だと HOMA-A=4.5×78 / 405

計算すると0.86となります。正常値の範囲内でありインスリンの抵抗性はないことが挙げられます。

ではインスリンの分泌能のほうを計算していこうと思います。

インスリンインデックス

糖負荷後30分の血中インスリン増加量を血糖値の増加量で除いた値

食後のインスリン追加分泌 初期分泌能の指標

糖尿病ではこの値が0.4未満となり、境界型でも0.4未満の場合糖尿病への進展率が高いといわれています。

インスリンインデックス=血中インスリン値(30分値-0分値) / 血糖値(30分値-0分値)

実際に計算します。

インスリンインデックス=(37.9-4.5)  /  (165-78)

計算すると0.38になります。0.4以下はインスリンの分泌量が少ないということでしたので

私の血糖の高い原因はインスリンの初期分泌不良が原因であるということがわかります。

初期の糖尿病、症状の軽い状態でインスリン抵抗性のある方の場合だと運動をし、体型を見直すことで、寛解状態にすることができるそうです。

インスリン分泌不全の方の場合、有効なものは食事療法です。

私は、二親等以内に糖尿病の患者がいるので先生から、内服療法も提案されたのですが自分で食事療法をすることにし内服はもらいませんでした。

糖尿病は自覚症状ないため発見が遅れがちです。私も通常の健康診断では正常と判断されてしまうため、自分が糖尿病だとは考えたこともありませんでした。

そして糖尿病は怖い合併症を引き起こす病気です。少しでも早く気づくことによって進行を防ぐこともできると思います。

また今度、なぜ糖尿病の発見に至ったのか、現在どう対応しているのか、実際にやっている食事の工夫、その結果血糖値がどうなっているのかなどを載せていきたいと思います。

 

ここまで読んでくださってありがとうございました。

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